2021.01.12ガス給湯器および給水配管の凍結予防のお願い
12月末より寒い日々が続いておりますね…
外気温が下がり氷点下が続くと、ガス給湯器や周辺配管内の水が凍結し、お湯が出なくなることがあります。
蛇口を止めても、給湯器内部や配管の中には水が残るため、この残った水が凍りついてお湯が出なくなったり、配管が破損する可能性があります。
冬を迎え、凍結を予防する方法や、凍結してしまった後の対応などについてポイントをまとめましたのでご覧ください。
凍結予防法
①給湯器には凍結防止ヒーター内臓されており、凍結の危険のある気温になると自動的に作動しますので、電源プラグが差し込まれていることを確認してください。
※凍結防止ヒーターが内蔵されていない機種もあります。
②ガス給湯器周辺の露出している水道管に、保温チューブや布などを巻きつけて保温してください。
また、濡れないように上からビニールテープなどで巻きつけて固定してください。
③冷え込みが厳しく、凍結が予想されるときには、浴槽に栓をして、割りばしの太さ(4mm程度)の水をチョロチョロ出したままにしておくと、配管内の水が凍結しにくくなります。
注:この場合、ガス給湯器のリモコンのスイッチをOFFにしてください。
(もしリモコンがない場合はガス給湯器のガス栓をしっかり閉めてください。)
浴槽内に溜まった水は、洗濯やトイレ用として利用できます。
凍結してしまった時の対応
①自然にとけるのを待つ。
配管の中の水が凍りついてしまっては、できることはあまりありません。
外気温が上がってきて内部の氷がとけるまで待つしかありません。
凍った状態で無理に蛇口をひねったりすると破損することがあるので注意しましょう。
②凍った部分にタオルをかぶせ、ぬるま湯をかける。
少しでも早く水を使いたいというときは、凍った場所にタオルなどをかけて触っても熱すぎないぬるま湯をかけてください。
※熱湯を直接かけると破損の原因となります。お止めください。
ヘアドライヤーの温風で温めてみるのも効果が期待できます。
ただし、火災の恐れがあるのでドライヤーのスイッチを入れたままにして、その場を離れないでください。
配管が破れ、漏水してしまった時の対応
破裂箇所を確認し、止水してください。
水道メーターボックス内には家全体の止水栓があります。
蛇口や水道管が破裂してしまったら、これを閉めて水を止めてください。
止水栓が見つからないときは、破裂したところにタオルやテープなどをしっかり巻いて水が吹き出るのを防ぐなどの応急措置を行ってください。
ご不明な点は弊社までお問い合わせください。
リンナイのホームページ参照